“ 場所はいつも旅先だった ” 松浦弥太郎
本もたまに読みます
お気に入りの本のご紹介
“ 場所はいつも旅先だった ”
もう出だしから すきなやつです
こういう何気ない物語がだいすきです
松浦弥太郎とは
COW BOOKSのオーナー、2006年から暮しの手帖、2015年からはくらしのきほんの編集長です。
彼がまだ18歳の秋(1983年頃)、ひとり渡米し初めて降り立ったサンフランシスコ。
その後、旅によって様々な出会いがあり
様々な場所に住み、暮らしていく、自伝的エッセイ集です。
サンフランシスコの澄み切った青空と日差しが眩しい土曜の朝、シャワーを浴びて近所までコーヒーを買いに自転車をこぐこと。
雨が降る夜に古本屋にいくこと。
夕方、彼女とグリーンカレーを食べて
レンタルビデオを借りて彼女のアパートで過ごすこと。
些細なしあわせな日常が詰め込まれていて
旅をしているような気分になれます
当たり前のようにある目の前の景色を
心地の良い時間を忘れずに、見逃さずに、
大切に過ごしていきたいと思わせられる一冊
です